庫内作業の検証・改善にはデジタル管理された運用データを活用。作業効率の改善とミス撲滅に科学的に取り組むことで、高い管理品質を実現しています。
また、お客様に合わせたシステム構築にも柔軟に対応。当社の在庫管理システムとお客様のシステムを連携して、入出庫や賞味期限日付を紐付けた商品トレーサビリティを可能にするなど運用の利便性を高めながら管理品質の向上・均一化を図る取り組みにも多くの実績を持っています。
シモハナ物流ではマテハン洗浄機の導入によって、マテハンおよびオリコン・シッパーの循環洗浄を行なっており、あわせて洗浄機に併設した瞬間脱水機により洗浄回数の効率化を図っています。
『ArU-code(アルコード)』は、カメラで読むコードで長距離からの高速一括読み取りができる2次元コードです。
シモハナ物流(株)では、店舗ラベルに「アルコード」を追加し、コース毎の店舗情報を取り込んだスマートフォンで積込前に「アルコード」で検品し積込ミスを抑止、また、納品時に「アルコード」で検品することにより納品ミスを抑止します。
事務所ではWeb画面で配送状況・納品時の写真・注意情報をリアルタイムで確認・共有できます。
これまで、帳票とラベルの目視による検品作業に時間を要しておりましたが、スマートフォンのカメラで瞬時に読み取ることで、乗務員の作業負荷の軽減にもつながっています。
シモハナ物流では品質管理部を役員直属の独立部門として設けており、品質管理の専門スタッフが日々エリア内の営業所を巡回して管理品質の向上に努めています。品質管理部の主なミッションは作業ルールの指導・徹底、問題発生時の原因究明と再発防止、作業ルールの更新。それらを営業所メンバーとともに進めていくことです。
「先入れ先出しの徹底」「日々の在庫メンテナンス・ロット確認」「商品の棚入れの際の日付の可視化」など在庫管理や衛生管理においてはシステムによる管理を進化させながら、日々、品質管理担当者が現場を巡回して人の眼でもチェック・改善を繰り返していく。これが品質管理における「シモハナスタンダード」です。
品質基準はお客様によっても異なります。そのためお客様ごとの商品特性を把握し、特に温度管理については仕分け作業時や配送時においても蓄冷材やドライアイスを使用するなどの個別ルールを設けて、細心の注意を払って作業を行なっています。また、そうした日常の業務を品質を保ちながら緊張感をもって継続していくために、品質管理スタッフは毎週一度のミーティングと月に一回以上現場ごとの業務採点を実施。弛むことのない万全の品質管理体制を敷いています。
物流業務では多くの定型事務業務が存在します。
シモハナ物流ではこれまでも、基幹システム・WMS・運行管理システムと連携し、データベース化・Web化することにより様々な業務改善に取り組んでまいりましたが、さらにRPA(Robotics Process Automation)の導入によって、お客様Webシステムや異なるアプリケーションをまたいだ定型業務の自動化が可能となりました。またこれらを組み合わせることで、効率および精度の向上も実現しています。
シモハナ物流では、ますます深刻化する労働力不足に対応するため、今後も最新鋭の物流センター建設による省力化と品質向上を図ってまいります。
また、物流センターの汎用化による事務作業の煩雑化に対しては、より効率的な業務改善を行うことで、荷主様業務の効率化、全体最適を目指してまいります。
静脈認証を利用して入退室・勤怠を管理することで、より高度なセキュリティ(食の安心)管理が可能となりました。また同時に、荷主様別・業務別の労働時間を集計・分析することで荷主様別・業務別の生産性が可視化され、業務効率の改善にもつながっています。