全営業所・全車両の情報を全社レベルで共有する運行管理システムを導入するなど、シモハナ物流ではシステムによって人的な品質改善の取り組みをサポート。科学的視点から不断の品質の向上に努めています。
例えば、運転中の速度・エンジン回転数などの運転情報や作業場所・走行軌跡などの運行情報の記録を取ることで、配送ルートの選択や速度制限等による燃費への影響を分析・改善。地域への環境負荷の低減を図るとともに、配送業務の安全性の追求など多面的な配送品質の向上策を講じています。
シモハナ物流では「RFID鍵管理システム」を独自開発し、2021年2月より本稼働させました。これは運行管理用のスマホに鍵管理アプリを追加したもので、スマホと連携するRFID機器で、お客様からお預かりした鍵に取り付けたICタグを読み取ることにより、事務所や車両からの持ち出し管理を行ないます。
鍵の所在を監視し、紛失した場合のいち早い気づきや探索を支援。
お客様の安心を担保するシステムとして機能しています。
シモハナ物流では、従来の運行動態管理システムに加え、2016年4月からスマートフォンを活用した「配送進捗管理システム」を導入しました。スマートフォンを車載しGPS機能を活用して位置情報から店着・納品完了を自動判定します。
管理者側では、配送中の進捗状況をリアルタイムで確認し、道路交通情報(VICS)から店着時間の予測も可能なため、災害時等の問い合わせ等にも迅速な対応が可能となります。
シモハナ物流では、リアルタイム運行管理システムを全トラックへ導入し、リアルタイムでの車両動態を全社レベルで把握しています。
連続運転時には、車載機からの音声警告と場所・時間を各エリアの運行管理者・管理本部担当者の携帯電話に違反情報を転送。即時対応を行うことで徹底した安全運転指導・サポートを行っています。
自動配車システムを全拠点で導入。これによってスピーディで最適な配送計画を作ることが可能となり、配送の無理・無駄を省いたローコストな配送体制を構築することができるようになりました。また、自社配送原価計算ツールと連動して、正確なコスト試算も実現。基本的な品質管理に加えて、さらなる強化・向上の取り組みも進めています。
車内温度監視システムによって、トラック内の温度管理も厳重に行なっています。常温・冷蔵・冷凍のうち任意の2つの温度帯で管理できる2層式の車両を導入。積み荷に合わせた柔軟な運用を可能にしています。