シモハナ物流では「追突警報」「低速時追突警報」「車間警報」「車線逸脱警報」「歩行者警報」の5つの警報で交通事故を未然に防ぐ、最新鋭の衝突防止補助シテスム「Mobileye570」を全配送車両に搭載。運転時の安全対策を強化しました。
既設のドライブレコーダーと連携することで、Mobileye570から発せられる警報信号をトリガーとした映像録画(警報発信時)も可能で、KYT教育の強化にも活用しています。
Mobileye570の導入と活用によってドライバー一人ひとりの運転特性に応じた未然防止型の安全運転教育につなげていくことで、安全・安心への取り組みをさらに進化させていきます。
リアルタイム運行管理システムを全トラックに導入。各車両の動態を即時、全社レベルで把握できるようにしています。
連続運転時には、車載機からの音声警告と場所・時間を各エリアの運行管理者・管理本部担当者の携帯電話に違反情報を転送。即時対応を行うことで徹底した安全運転指導・サポートを行なっています。
また、2016年4月からはスマートフォンのGPS機能を活用した配送進捗管理システムを追加導入。これによって管理者側で配送中の進捗状況をリアルタイムで把握することができるようになり、道路交通情報(VICS)から店着時間の予測も可能なため、災害など不測の事態が起きた場合でも迅速な指示・対応ができるようになりました。
運行前・運行後の点呼時には必ず、IC免許証の読み込みを行なった上で、アルコールチェッカーによる呼気チェックと対面点呼を実施しています。
点呼結果は基幹システムと連携して情報を蓄積。運行管理の改善にも活かしています。
本社から全営業所の点呼場をリアルタイムで確認できるよう本社4階フロアに点呼確認用モニターを設置。安全教育課のスタッフが営業所ごとに行われている点呼状況の確認やルールの徹底、個別指導などを行なっています。
ドライブレコーダーとデジタルタコグラフの併用によって運行時の状況をより詳細に分析。急ブレーキ・速度オーバーといった違反行為の原因を特定して、違反撲滅に努めています。また取得したヒヤリハット等のデータを活かしてドライバー指導用のDVDなどを製作。日常的なドライバー教育にも活用しています。